XMのスワップポイント一覧と計算方法まとめ!スワップ加算の時間も解説!
XMのスワップポイント一覧と計算方法!スワップ加算のタイミングを解説!
「XMで取引してたら、スワップのせいで決済してないのに残高が減るんだけど…」
「XMでスワップポイントが大きい通貨ペアを知りたい!」
このような方のために、当ページではXMのスワップポイントについて取引歴10年を超える管理人が徹底解説しています。
- スワップポイントの仕組みや意味
- XMでスワップポイントが大きい通貨ペア
- XMの通貨ペアのスワップポイントの確認・計算方法
- XMでスワップポイントが計上されるタイミング
- XMでスワップ狙いの取引をする上での注意点
上記5つを軸にどこよりもわかりやすく丁寧にまとめてみたので、参考にしてみてください。
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目次
そもそもXMで発生するスワップポイントって何?
スワップポイントとは、各国(通貨)の政策金利の差を埋めるための数値のことです。
【政策金利とは】
各国の中央銀行(日本でいうところの日本銀行)が金融政策の一環で設定する金利。
中央銀行が一般の銀行にお金を貸す際に適用される。
※以下「政策金利=金利」として解説しています。
現在(2019年1月14日現在)日本の金利は-0.1%。
この時日本円を売って金利2.50%時の米ドルを買ったとしましょう。(ドル円のロングポジションエントリーと同義)
■日本円を保有していた時
年0.1%の金利を支払わないといけない。
■米ドルを保有する場合
年2.50%の金利を受け取ることができる。
→ポジション保持で、2.50%+0.10%で2.60%の金利差が生まれることになる。
このポジション保持による金利差を埋めるためにFX取引で導入されている仕組みがスワップポイントです。
スワップポイントはマイナスになることもある
上述の例では投資家にとってプラスのスワップポイントになりましたが、スワップポイントは常にプラスだけとは限りません。
「金利が高い通貨を売って、金利が低い通貨を買った場合」は、逆にスワップポイントがマイナスになります。
先程と逆のパターン「ドルを売って円を買った場合(ドル円のショートポジションを持った場合)」を考えましょう。
■米ドルを保有していた時
年2.50%の金利を受け取ることができる
■日本円を保有することによって
年0.1%の金利を支払わないといけない。
→ポジション保持で、-0.10%-2.50%で-2.60%の金利差が生まれることになる。
FX取引でポジションを保有する場合、スワップポイントの分だけ残高が勝手に増減することになります。
【スワップポイントの仕組みまとめ】
- 金利が低い国の通貨を売って、金利が高い国の通貨を買った場合
→スワップポイントはプラスになる- 金利が高い国の通貨を売って、金利が低い国の通貨を買った場合
→スワップポイントはマイナスになる
XMのスワップポイントをランキング形式で紹介!
XMは上述した金利差を参考に、独自でスワップポイントを設定しています。
以下XMの総勢57種類の通貨ペアのうち、スワップポイントが高い上位5つの通貨ペアをランキング形式でまとめました。
※XMはスワップポイントを常に見直しているので、必ずしも下記記載のスワップポイントで取引できるわけではありません。あくまで参考程度に眺めてください。(下記は2019年1月14日のスワップポイントです。)
通貨ペア | ポジション | スワップポイント | 1lot(10万通貨)取引時、日本円換算 |
---|---|---|---|
EURTRY(ユーロ/トルコリラ) | ショート | 319.48 | 約6,260円 |
USDTRY(米ドル/トルコリラ) | ショート | 271.16 | 約5,310円 |
EURZAR(ユーロ/南アフリカランド) | ショート | 176.49 | 約1,373円 |
EURRUB(ユーロ/ルーブル) | ショート | 65.85 | 約1,059円 |
USDMXN(米ドル/メキシコペソ) | ショート | 56.13 | 約316円 |
計算方法については後述していますが、1番スワップポイントが高いユーロ/トルコリラのショートを1lot保有するだけで、1日あたり約6,260円のスワップポイントが付与されます。
1ヶ月保有すればスワップポイントだけで約20万円稼げる計算です。
XMの主要通貨ペアのスワップポイントは?
以下XMの主要通貨ペアのスワップポイント一覧になります。
通貨ペア | ショート | ロング |
---|---|---|
USDJPY(米ドル/円) | -11.01 | 5.09 |
EURUSD(ユーロ/米ドル) | 6.18 | -12.43 |
EURJPY(ユーロ/円) | -3.07 | -3.77 |
GBPUSD(ポンド/米ドル) | 2.74 | -9.66 |
GBPJPY(ポンド/円) | -7.84 | 0.26 |
AUDUSD(豪ドル/米ドル) | -1.18 | -2.78 |
AUDJPY(豪ドル/円) | -8.41 | 1.99 |
NZDUSD(ニュージーランドドル/米ドル) | -0.44 | -3.23 |
NZDJPY(ニュージーランドドル/日本円) | -7.54 | 1.46 |
上記の表からわかるのは「XMの主要通貨ペアのスワップは不利だなー」ということ。
ロングポジションかショートポジションかに限らず、どちらもマイナススワップになっている通貨ペアもあります。
またスワップポイントがプラスの通貨ペアもありますが、取るに足らない金額なのでそこまで意識する必要はありません。
スワップポイントは口座通貨に換金されて、自動で残高に反映されます。
XMのスワップポイント確認方法・見方
上述したXMの各通貨ペアのスワップポイントは公式HPで確認できます。
→XM公式HPでスワップポイントを確認する
▼XMのスワップ一覧ページの画面▼
最新のスワップポイントの情報は公式HPで確認しましょう。
スワップポイントがいくらになるのか、スワップ計算機で実際に計算してみた
XMのスワップポイントの計算式は以下の通りです。
【スワップの計算式】
スワップ=(1ポイント/為替レート)×取引サイズ(ロット)×ポイントでのスワップ値
複雑な計算になりますが、XMにはスワップ計算機があるので自分でわざわざ計算する必要はありません。
入力するのは、上記画像の赤枠で囲まれた4項目。
- 口座の基本通貨
→あなたの口座通貨を選択 - 通貨ペア
→スワップを調べたい通貨ペアを選択 - 口座タイプを選択
→あなたが調べたいor利用中の口座タイプを選択 - ロット数
→取引量を選択(スタンダード口座・ZERO口座は1lot=10万通貨、マイクロ口座は1lot=1,000通貨です。)
その他の項目は「計算する」をクリックすれば自動で表示されます。
- 口座の基本通貨
→JPY(日本円) - 通貨ペア
→EURTRY(ユーロ/トルコリラ) - 口座タイプ
→スタンダード口座 - ロット数
→1lot(10万通貨)
上記で入力すれば、日本円換算で「買いスワップ(ロング)=-9,571.65円、売りスワップ(ショート)=6,255.14円」だとわかりました。
MT4やMT5でもスワップポイントを確認できる
「いちいちXMの公式HPを開くのが面倒くさい」という方は、MT4やMT5上でスワップポイントを確認してみてください。
MT4上部の「表示」をクリックして「通貨ペアリスト」を選択。
確認したい通貨ペアを選択して「設定」をクリックすれば、下記の詳細画面が開きます。
ウィンドウ下部で買いスワップ/売りスワップのポイントをそれぞれ確認できます。
ただしスワップポイントの計算まではできないので、上述したXMのスワップ計算機を利用しましょう。
XMでスワップポイントが加算される時間・タイミングは?
XMでスワップポイントが計上される時間は、MT4(MT5)表示時間で夜11時59分~0時の日付が変わるタイミングです。
日本時間に直すと以下の通りです。
- 夏時間※
→朝の5時59分から6時 - 冬時間※
→朝の6時59分から7時
土曜の朝6時59分から7時(夏時間は5時59分から6時)が最終で、取引時間外にスワップは計上されません。
※夏時間と冬時間
日の出が早くなる3月の最終日曜日の午前1時~10月の最終日曜日の午前1時の期間、一部の欧米諸国では時計の針を1時間早める夏時間(サマータイム)が導入されている。
その関係でMT4(MT5)の表示時間が1時間早くなるので、都合FXの取引時間が1時間早くなる現象が発生します。
夏時間と冬時間含めて、XMの取引時間については下記ページで解説しているので、あわせて参考にしてください。
日本時間で木曜日の朝だけスワップポイントが3倍加算される
MT4(MT5)表示時間で水曜日から木曜日に変わるタイミングだけ、スワップポイントが3日分(3倍)計上されます。
【スワップポイントが3倍計上されるタイミング(日本時間)】
- 夏時間
→木曜日の朝の5時59分から6時 - 冬時間
→木曜日の朝6時59分から7時
特にマイナススワップの場合は要注意。
通常の3倍口座残高から差し引かれることになるので、口座の有効証拠金が減ることになります。
毎週木曜日の朝を迎える前までに、入金するなりポジションを一部決済するなりして、口座の証拠金維持率をケアするようにしてください。
スワップポイントはポジション決済時に出金可能な残高として反映される
スワップポイントはプラスであれマイナスであれ、ポジション決済時に残高に反映されます。
該当ポジションを保有してる最中はスワップポイントのみの出金はできないので気をつけてください。
ポジション決済後に残高に反映されれば、スワップポイント分だけを出金できます。
※XMの他の出金ルールには注意
XMの他の出金ルールに抵触してしまうと出金申請が弾かれてしまう場合があります。
特に気をつけたいのが「証拠金維持率150%を下回るような出金はできない」というルール。
また出金するとボーナスの一部が消滅してしまうので、下記のページもあわせて読んでおけば万全です。
XMでスワップポイント狙いの取引をする際の注意点5つ
①エントリーポジションを間違えると、スワップポイントによる損失が大きくなる
スワップポイントが高い通貨ペアに共通する特徴は「全てショートポジションエントリーした場合に限る」ということ。
逆にロングポジションでエントリーしてしまうと、スワップポイントだけで大きなマイナスになってしまいます。
通貨ペア | ポジション | スワップポイント | 1lot(10万通貨)取引時、日本円換算 |
---|---|---|---|
EURTRY(ユーロ/トルコリラ) | ロング | -488.87 | 約-9,609円 |
USDTRY(米ドル/トルコリラ) | ロング | -418.84 | 約-8,254円 |
EURZAR(ユーロ/南アフリカランド) | ロング | -425.71 | 約-3,328円 |
EURRUB(ユーロ/ルーブル) | ロング | -278.97 | 約-4,502円 |
USDMXN(米ドル/メキシコペソ) | ロング | -343.87 | 約-1,954円 |
「XMでスワップポイントを狙うならショートポジション」ということは肝に銘じておいてください。
②マイナー通貨ペアはスプレッドが広い
上述したように高スワップはマイナー通貨に多いのが特徴。
ただしマイナー通貨ペアは総じてスプレッドが広めに設定されています。
上述したスワップポイントランキンング上位5つの通貨ペアは以下の通りです。
通貨ペア | スプレッド (平均値) |
---|---|
EURTRY(ユーロ/トルコリラ) | 20.0pips |
USDTRY(米ドル/トルコリラ) | 18.0pips |
EURZAR(ユーロ/南アフリカランド) | 150.0pips |
USDMXN(米ドル/メキシコペソ) | 110.0pips |
EURRUB(ユーロ/ルーブル) | 450.0pips |
たとえばユーロ/トルコリラで1lot(10万通貨)エントリーした場合、エントリー時に約4,000円分がスプレッドとして差し引かれることになります。
(XMでいうと、ドル円スプレッド(平均1.8pips)の10倍以上です。。。)
ユーロ/トルコリラのショートポジションのスワップポイントが約6,260円なので、1日またいで初めて2,000円程度の利益が出るイメージです。
(参考:XMのスプレッドって広いの?全通貨ペアのスプレッド一覧大公開!)
③マイナー通貨ペアはボラティリティが大きい
スワップポイントが高いマイナー通貨ペアは値動きが激しいのが特徴。
たとえば以下のユーロ/トルコリラの15分足チャートをみてください。
7時15分のチャートの始値と終値の差は約0.2EUR。
(出典:Investing.com)
15分間で20pips、その後の30分間も含めると45分間で30pips以上チャートが上下しているのがわかります。
スワップを狙うならポジション持ち越しのスイングトレードがメインですが、ロスカットを避けるために小まめにチャートを確認する必要があるんですよね…。
「スワップ狙いのトレード=ポジション放置しておけば稼げる」という甘い考えは危険です。
④マイナー通貨ペアはレバレッジが制限される場合がある
上述した値動きの激しさへの配慮として、XMは一部マイナー通貨ペアのレバレッジ上限を制限しています。
通貨ペア | 最大レバレッジ | 1lot(10万通貨)エントリーに必要な証拠金 |
---|---|---|
EURTRY(ユーロ/トルコリラ) | 100倍 | 約124,007円 |
USDTRY(米ドル/トルコリラ) | 100倍 | 約108,124円 |
EURZAR(ユーロ/南アフリカランド) | 888倍 (制限なし) |
約13,963円 |
USDMXN(米ドル/メキシコペソ) | 888倍 (制限なし) |
約12,186円 |
EURRUB(ユーロ/ルーブル) | 50倍 | 約247,954円 |
特にトルコリラ絡みやルーブル絡みで取引する際には資金効率が落ちてしまいます。
⑤口座間・業者間をまたいだ両建て取引は禁止取引に該当する
スワップポイントの差額狙いで、業者や口座をまたいで両建てポジションを持つのはNGです。
【具体的には…】
- XMでユーロ/トルコリラでショートエントリー
→スワップポイント:319.48 - 業者Aでユーロ/トルコリラロングエントリー
→スワップポイント:-200.00
XMと業者Aで両建てすれば、為替変動による損失のリスクゼロで毎日119.48ポイント分のスワップがもらえる。
→裁定取引(アービトラージ)に該当するのでNG。
※裁定取引(アービトラージ):業者間の価格差やスワップ差を利用した取引のこと
要するにXMは「トレーダーが絶対に勝てるような取引」の片棒を担ぐのはイヤだということ。
禁止取引してしまうと利益没収&出金拒否されるのはもちろん、最悪の場合口座を凍結される恐れもあるので、気をつけてください。
XMでスワップポイント狙いの取引はおすすめ?【管理人の見解】
以上XMのスワップポイントについてまとめてきましたが、管理人としては「そこまでスワップにこだわらなくてもいいかなー」と思います。
たしかにXMにはトルコリラ絡みなど、1日1lotのポジションを持ち越すだけで6,000円以上狙える通貨ペアがあるのは事実です。
しかしなんにせよ”気にしないといけないこと”が多いのがネック。
- 激しい値動きを常にモニタリングして、ロスカットされないように証拠金維持率を調整する
- 他の口座や業者のポジションと両建てになってないか確認する
管理人もスワップ狙いのトレードに挑戦してみたことがありますが、逆にスキャルピングのような短期売買よりも気疲れしました。
またスプレッドも広めに設定されているので、トレーダーにとって不利な環境でのトレードを強いられます。
「海外FX口座10つのメリット!海外FXを選ぶべき理由を解説」でも解説していますが、XMを初めとした海外FXハイレバ取引1番の魅力は少額資金で一攫千金を狙うようなアグレッシブな取引。
スワップポイントに固執しすぎずに「追証なし×最大レバレッジ888倍」の取引環境を活かして、ガンガン利幅を抜いていくスタイルの方がマッチすると思いますよ。
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