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イギリスがEU離脱(ブレグジット)!今後の為替・FX(ポンド、ユーロ)の動きを大胆予測!

2016年6月24日、世界を揺るがす出来事が起こりました。

イギリスEU離脱が事実上決定

これはヨーロッパのみならず、世界中の為替相場に影響をもたらしました。

  • ポンド急落
  • ユーロ下落

約10年前のスイスフランショックを彷彿させるかのように、為替相場が急変動。FX界隈はお祭り騒ぎでした。

「EU離脱」にかけていたトレーダーは大きな利益を上げることができた一方で、「EU残留」にかけていたトレーダーは大損。まさに天国と地獄、明暗がはっきり分かれることになりました。

ここでは国民投票・直後の為替相場を振り返りながら、今後の展開について個人的な見解を述べていきたいと思います。

 

イギリスのEU離脱が事実上決定!その時の為替はどう動いた?

6月23日に行われた「EUを離脱するべきかどうか」の国民投票が翌日24日に開票されました。

開票結果は以下の通りです。

  • 離脱派51.9%
  • 残留派48.1%

まさに歴史的大事件ですね。これからイギリスがEU離脱に向けて歩みを続けていくことになります。

この国民投票の結果が為替相場・FXに与えた影響は甚大なものでした。

  • ポンド円
  • ユーロ円
  • ドル円

この3つの通貨ペアについて、イギリスの国民投票の結果が出た付近の為替相場を振り返っていきましょう。

 

ポンド円―1時間で約27円(2,700pips)の変動

国民開票前後のポンド円チャート

最も変動が激しかったのが、イギリスの通貨「ポンド」絡みの通貨ペア。ポンド円は1時間のうちに約27円(2,700pips)の急落。瞬く間にして急激な「ユーロ安・円高」が進みました。

  • EUという大きな後ろ盾を失った
  • 対EU貿易が不利になりイギリスの景気が悪くなる

多くの個人投資家や投資ファンドがこのように考えて、大量の英ポンドが売られたんでしょうね。EUを離脱したイギリスの経済状況が悪化することは目に見えていますから…

でもチャートを見ればわかるように、ポンド円の価格は国民投票の結果がわかるまで少しづつ上がってます

実は国民投票が近づくにつれて、イギリス国内のEU残留が勢いを巻き返したのです。世論では「イギリスはEUを離脱しない」という予想が優勢でした。

しかし蓋を開けて見れば「EU離脱派」が多数。世論通りに「ポンド円でポンドロングを持っていた人」「ポンドをたくさん持っていた人」は大損することになりました。

 

ユーロ円―1時間で約5円(500pips)の変動

イギリス国民投票開票前後のユーロ円チャート

ポンドまでとはいかないものの、ユーロの価値も大きくさがることになりました。ユーロ円は1時間で約5円(500pips)の下落

「イギリスが抜けたらEUの景気も悪くなる」と考えられますからね。イギリスはEUの中でドイツに次ぐ経済力がある上、イギリスの首都ロンドンは世界三大為替市場の1つです。

そのイギリスが抜けたEUの経済的ダメージも計り知れません。

 

ドル円―1時間で約3.5円(350pips)の変動

イギリス国民投票開票前後のドル円チャート

ポンドとユーロの下落は、我々日本にも大きな影響を与えました。

「ポンドもユーロもダメなら円かドルを買っておこう」

円は世界の通貨の「中でTOP3の流通量を誇りますからね。リスクヘッジとして円への需要が高まった結果、円の価値が上がり急激に円高が進んだものだと思われます。

チャートを見ると、動きが大きいときは1時間で3.5円(350pips)の変動が見られますね。

また株価指数「日経225」は1286円安と、16年ぶりの下げ幅を記録しました。イギリスのEU離脱は日本にも不景気をもたらしそうです。

 

管理人の予想は的中!今後の展望も予想

ちなみに管理人はイギリスは国民投票でEUを離脱?FX・為替への影響は?トレードは海外FXがオススメで次のように予想していました。

  • イギリスEU離脱でポンド急落
  • イギリスEU離脱でユーロ下落(ポンドまでとはいかない)

手前味噌で恐縮ですが、管理人の予想は見事的中しました。

というわけで今後のポンド・ユーロの動向も予想してみたいと思います。あくまで参考程度にしていただければ幸いです。

 

短期的にはレンジ相場になると予想

これからのポンドについて考えられる値動きは次の3つ。

  • さらにポンド安(ユーロ安)が進む
  • ポンド安(ユーロ安)は落ち着き、レンジに入る(今のポンド安で安定)
  • ポンドが大量に買い戻される(相場が跳ね返る)

管理人的にこの中で最も可能性が高いのは②の「ポンド安(ユーロ安)が落ち着き、レンジに入る」だと予想します。

その根拠は以下の通りです。

  • これ以上ポンド安(ユーロ安)が発生するためには別の要因が必要
  • ポンドが買い戻されるにしても、それほど相場に影響を及ぼさない

以下でそれぞれ詳しく説明していきます。

 

予想の根拠①ポンド急落(ユーロ下落)は落ち着いた

「相場が急変した後はリバウンドする」というのが為替相場の常です。

ここでイギリスの国民投票の結果が後、週を明けてからのポンド円チャートを見てみましょう。

ポンド円チャート(6月25日~)

ポンド円のレートが低い値で底堅く推移しており、だいたい100pipsくらいのは幅で上下しているのがわかると思います。

「ポンドが急落したからリバウンド狙いでポンドを買っておこう」

多くの投資家やファンドがこのように考えてポンドを買い戻した結果、ポンド安に歯止めがかかったと思われます。

 

実際にイギリスの情報機関「ロイター」をはじめ、多くのエコノミストが概算していた「ポンド安20%(3,000pipsの下落)」に届いたということも背中を押しているのではないでしょうか。

とりあえずイギリスで他の政治・経済的な要因がない限り、「ポンド急落は落ち着いた」と考えるのが自然だと思います。

ユーロに関しては、ポンドより値動きの幅が若干大きいものの同じようなレンジ相場が見られます。

以下がイギリス国民投票発表後に週を明けてから(6月27日)のユーロ円チャートになります。

ユーロ円チャート(6月27日)

ユーロ円は約150pips程度の幅でレンジが発生しているのがわかりますね。

とりあえずどちらにせよ、ポンド安やユーロ安は落ち着いたと考えていいでしょう。

 

予想の根拠②ポンド(ユーロ)買戻しはそこまで加速しない

次に考えるべきは「どこまでポンドの価値が復活するかどうか」です。

管理人的には「ポンド買戻しはそこまで進まず、ある程度安定した幅でレートが上がり下がりする」と考えます。

ポンドが買い戻されるとはいえ、EUを離脱がほぼ確実になったイギリスの通貨を持ち続けるのはリスクが高いと言わざるをえません。

これからイギリスはEU離脱に向けて手続きを進めていくことになりますからね。その進展を見ながら「ポンドが売られては買われる」一進一退の値動きになると考えられます。

同じようにユーロに関しても、これから大きくレートが上昇していく要素が見当たりません。イギリスの離脱が濃厚になった今、危機的な状況にあるのはEUも同じことですからね。

今のところ、ポンドやユーロともに大きな上昇トレンドは発生しないと考えていいでしょう。

 

長期的には「どうなるかわからない」のが本音

長期的には、今後のイギリス国内やEU加盟国の動向によって左右される部分が多いと言わざるを得ません。ポンド・ユーロともにこれから大きく動く予知を残しているということです。

  • イギリス国内ので再投票を求める機運が高まっている
  • EU加盟国で離脱の機運が高まっている

これらの2つがどちらに転ぶかによって、ポンドやユーロが大きく動く可能性があります。

 

イギリスで国民投票のやり直しを求める機運が高まる―ポンド・ユーロともに動く可能性あり

現在イギリス国内で、今回の国民投票のやり直しを求めるという機運が高まっています。

現時点で、投票やり直しを求める署名が350万人分以上集まっています。

 

EUの投票の規定では「投票率が75%以下、過半数が60%以上の国民投票は無効」とされるものがあるので、それを理由にやり直しを求めているわけですね。

(今回の国民投票の投票率は約71%程度で、過半数はギリギリ50%を越えたくらい)

 

ただ管理人的には「国民投票のやり直しの見込みが薄い」という見解です。10万人以上の署名が集まればイギリス議会は署名の内容を議論することになってますが、投票をやり直すかどうかを決めるのはイギリス議会ですからね。

議会の長であるキャメロン首相が「1票でも多かった方が勝ち」と銘打って始めた国民投票なので、めったなことではやり直しにならないでしょう。そもそも国民投票で決まったことを覆すのは民主主義に反します。

ただ、万が一国民投票がやり直されるとするとどちらに転ぶかわかりません。今回の国民投票に投票していない残りの29%がどちらに動くのかは読めない部分があります。

仮に今回の国民投票の結果が覆されて「EU残留派」が過半数を占めることになったら、ポンド・ユーロともに大きく持ち直すことになるでしょうし、再投票してもなお離脱の結果がでれば、もっと大きく売られることが予想されます。

 

EU加盟国で離脱の機運が高まっている―ユーロが急落する可能性あり

イギリスの国民投票で「EU離脱が多数」だったことを受けて、他のEU加盟国でもEU離脱の機運が高まっています。

  • 自由党の党首が「次は自分たちが離脱する番」と主張@オランダ
  • 新興政党「5つ星運動」がEU離脱の国民投票を目指す@イタリア

他にもデンマークやスウェーデン、フィンランドでEU離脱運動が勢いを増しています。(参考:JIJI.COM『「英国に続け」と気勢=各地で反EU投票の動き』)

もしイギリスの他にもEU離脱の方向に進む国が出てくると、EUは崩壊の危機。ユーロが急落することが考えられます。

逆にEUがこの危機を乗り越えることができれば、ユーロの価値は持ち直すでしょう。

 

今後ポンド絡みで取引するなら国内FXよりも海外FXがオススメ!

「しばらくレンジ相場になる」という予想をもとに、今後どのようにFX取引するのがいいか管理人的に紹介したいと思います。

前提としてオススメなのは、ハイレバレッジを効かせることができる海外FXです。

国民投票前後に海外FXで「ポンドショート」をもっていたらこんなに勝ってた!

当たり前のことですが、ハイレバレッジを利用できる海外FXブローカーで取引できれば同じ証拠金で取引して同じ利幅を抜いた時の利益が倍増します。

例えば今回のEU離脱騒動で、「EU離脱」と予想してポンド円でショートポジションをもっていたら最大で2,700pipsの利幅を抜くことができました。

同じ証拠金5万円でポジション持った時の国内FX(最大レバレッジ25倍)海外FX(レバレッジ400倍)で得られる利益は次の通りです。(140円/ポンドで計算しています。)

  • 国内FX→約14万円の利益(5,357ポンド×2,700pips)
  • 海外FX→約385万円の利益(142,857ポンド×2,700pips)

国内FXの14万円でも大金ですが、海外FXで取引していればその約16倍の385万円。たった5万円が80倍近くまで化けていた可能性がありました。

今回の相場のように大きく動く可能性がある場合は、海外FXのほうが大きく稼げるチャンスはあるでしょう。

 

海外FXなら万が一「ポンドショート」を持っていた場合でもリスクを抑えられていた

海外FXに対して「負けたときの損失が大きくなる」と考えている方が多いでしょう。

たしかにハイレバレッジで取引すると、少しの逆行で含み損が大きくなってしまうのは否めません。

 

しかし「見込まれる利益と同じくらいのリスクを背負わなければいけないか」と言われると、そうではありません。

例えば今回のイギリスEU離脱騒動で口座資金5万円、レバレッジ400倍でポジションを持っていたとしても385万円も損をするリスクはないということです。

 

多くの海外FX業者には「口座がマイナスになったら追証を請求しない」というゼロカットシステムが採用されています。

この場合、たとえ口座残高が「⁻385万円」まで沈んだとしても、損失は口座に入金していた金額「5万円まで」になるということです。

「ハイレバレッジで大きな利益を狙いつつ、口座に入金」した金額までしか負けない」という戦い方ができるのが海外FXの特徴といえるでしょう。

参考:FX海外口座では追証なしのゼロカットシステム

 

オススメの取引手法は海外FXでハイレバスキャルピング!

「レンジでレートが上下する相場」でオススメなのは海外FXブローカーを利用したハイレバスキャルピングです。

もともとポンド円は「殺人通貨」と呼ばれるほど、値動きが激しい通貨ペアとして定評があります。数分のうちに20pips~30pips動くことなんてザラです。

また上でも紹介したように、ユーロ円に関してもレンジの中で激しくレートが動いています。

トレンドが発生する見込みが薄いので、コツコツ利幅を抜いて利益を重ねていく手法の方がいいでしょう。

先ほど説明したように、海外FXはハイレバレッジなので国内FXとは利益の増え方が全然違います。

 

ポンド円でハイレバスキャルピングするならLANDFXがオススメ

スキャルピングで重要なのは言わずもがな、スプレッドと約定力ですね。

取引回数が増える中で、できるだけ取引1回のコストを抑えることができて、自分がエントリー・決済したいタイミングで約定しやすいブローカを選ぶことが肝になります。

海外FXブローカーの中で低スプレッドかつ高速約定を誇るのがLANDFX。

ポンド円とユーロ円のスプレッドは平均でそれぞれ1.2pips1.5pips。海外FXの中で随一のタイトスプレッドで取引できます。(参考:海外FXスプレッドランキング

また約定力もピカイチです。注文は0.035秒で高速処理されるので、ストレスなくサクサク約定できるでしょう。

2015年6月27日現在では最大レバレッジが50倍に制限されていますが、今後は解禁されて平常通り最大500倍のレバレッジが利用できることが見込まれます。

最大500倍が利用できれば「ハイレバ」の部分も問題ありません。

もちろん追証ナシのゼロカットシステムが採用されているので、万が一相場が急変した場合も安心です。

LANDFXの口座開設はこちら→LAND-FX公式サイト

LANDFXの管理人によるレビューはこちら

 

今後もイギリスの動向から目が離せない!FXの取引チャンスを逃すな!

「国民投票でEU離脱派が多数になってポンドが急落した」

この出来事はもちろん世界的な大事件ですが、これで終わりではありません。為替相場はまだまだ動き続けることでしょう。

つまりFXの取引チャンスはまだまだ訪れる可能性があるということ。

現に今(6月26日現在)ポンド円では100pips幅くらいのレンジ相場が発生しているのに加え、ユーロ円に関しても約150pipsの幅でレートが上下を繰り返しており、管理人的にこの相場はしばらく続くと予想しています。

海外FXブローカーを利用したハイレバスキャルピングの絶好のチャンスですね。

あくまで1トレーダーの予想にしかすぎませんが、頭の片隅にでもおいていただければ幸いです。







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