GEMFOREXのノースプレッド口座の利用価値を全7項目から探ってみた

本記事ではGEMFOREXのノースプレッド口座について解説していきます。

GEMFOREXのノースプレッド口座は一言で言うと”超低スプレッド”が特徴の口座。

GEMFOREX＝豪華なボーナスを活かした一か八かのハイレバトレードという印象が強いですが、それとは真逆の玄人向けのスペックとなっています。

今回は強み・弱みという切り口から、ノースプレッド口座の利用価値を探りました。
ノースプレッド口座が気になっている方は参考にしてください。

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GEMFOREXのノースプレッド口座の総評

結論から言ってしまえば、GEMFOREXは初回に30万円以上入金できて裁量でのハイレバスキャルピングしたい人向けの業者。

• USD/JPY・EUR/USDで0.3pipsという超極狭スプレッド
• 最大レバレッジ1000倍×追証なし
• 裁量ならスキャルピングOK

と裁量でハイレバスキャルピングするトレーダーにはドンピシャの環境が整えられています。

 

一方で海外FX初心者やシステムトレーダーにはとっつきにくい部分もあるのも確か。

• ボーナスキャンペーン一切なし
• 初回の最低入金額が30万円
• EA・シストレ禁止
• 取引可能な商品がFX通貨ペア33種のみ

正直中上級者向けのスペックとなっています。

ノースプレッド口座とオールインワン口座の比較と口座タイプの選び方

GEMFOREXのノースプレッド口座とオールインワン口座のスペック比較が以下。

項目	ノースプレッド口座	オールインワン口座
最大レバレッジ	1000倍	1000倍
追証	なし (ゼロカットシステム)	なし (ゼロカットシステム)
ロスカット水準	証拠金維持率20%以下	証拠金維持率20%以下
スプレッド (ドル円平均)	0.30pips	2.00pips
取引手数料	無料	無料
ボーナス	なし	あり
初回最低入金額	30万円	100円
システムトレード・ミラートレード	非対応	対応

ノースプレッド口座とオールインワン口座の大きな違いは『スプレッド・ボーナス・初回最低入金額・システムトレードとミラートレード』の4つ。

違いを踏まえた上で口座タイプの選び方のオススメは以下です。

どちらの口座を開設すべきか迷っている方は上記を参考にすると良いでしょう。

 

ただし“そもそもGEMFOREXで口座開設するのをオススメできない”人もいます。

• CFD商品もスキャルピングで取引したい
• スキャルピング用のEAを使いたい

こちらに当てはまる方はそもそもGEMFOREXが最適ではありません。

ノースプレッド口座ではCFD商品の取引はできませんし、EAを使うことができませんからね。

その他の低スプレッド業者を選択するのが賢明です。

以下の記事には低スプレッドかつEAトレード・CFD取引もできる業者がランクインしているので、業者選びの参考にしてください。

 

GEMFOREXのノースプレッド口座の3つの強み

スプレッドが国内FXと同水準レベルで狭い

GEMFOREXのノースプレッド口座のスプレッドは海外FXとは思えないほど狭いです。

以下低スプレッドを強みとしている海外FX業者と比較してみました。

通貨ペア	GEMFOREX ノースプレッド口座	TitanFX ブレード口座	Axiory ナノスプレッド口座	XM ZERO口座
取引手数料	なし	往復0.7pips/lot	往復0.6pips/lot	往復1.0pips/lot
USD/JPY	0.30pips	1.03pips (0.33pips)	1.00pips (0.40pips)	1.10pips (0.10pips)
EUR/JPY	0.50pips	1.44pips (0.74pips)	1.30pips (0.70pips)	1.60pips (0.60pips)
GBP/JPY	1.00pips	2.15pips (1.45pips)	2.30pips (1.70pips)	2.10pips (1.10pips)
AUD/JPY	0.60pips	1.82pips (1.12pips)	1.50pips (0.90pips)	2.00pips (1.00pips)
EUR/USD	0.30pips	0.90pips (0.2pips)	1.00pips (0.60pips)	1.10pips (0.10pips)
GBP/USD	0.80pips	1.27pips (0.57pips)	1.50pips (0.90pips)	1.60pips (0.60pips)
AUD/USD	0.30pips	1.22pips (0.52pips)	1.20pips (0.60pips)	1.40pips (0.80pips)

(※1)ノースプレッド口座は変動スプレッド制のため平均スプレッドを記載。
(※2)TitanFX・Axiory・XMはECN口座のため「取引手数料+平均スプレッド」の合計値を記載。平均スプレッドのみの数値はカッコ内に記載している。

見ての通り、名のある海外FX業者と比較しても比べものになりません。

またノースプレッド口座は取引手数料のかからないSTP口座。
わざわざ手数料を計算して取引する必要がなく、MT4に表示されるスプレッドのみ見れば良いので、直感的に取引コストを計算しやすいのもメリットです。

最大レバレッジ1,000倍×追証なし

GEMFOREXの最大レバレッジは1000倍。

国内FXの約40分の1の証拠金で同じだけのポジションを取れます。
少額でもアクティブなハイレバトレードを楽しむことが可能です。

ちなみに低スプレッドの口座でこれだけのレバレッジをかけれる口座は他にありません。

• XMのZERO口座：最大レバレッジ500倍
• TitanFXのブレード口座：最大レバレッジ500倍
• Axioryのナノスプレッド口座：最大レバレッジ400倍
• TradeviewのILC口座：200倍

最大レバ500倍を超えるような超ハイレバレッジで取引したい方も満足できるレバレッジ倍率でしょう。

 

またノースプレッド口座も追証なしのゼロカットシステムを採用。

仮に口座残高がマイナスになってしまっても、マイナスをゼロに戻してくれます。

損失を負っても”口座残高まで”とリスクが限定されているので、安心して取引できるのは嬉しいですね。

 

“基本的には”取引制限なし！スキャルピングOK

GEMFOREXでは基本的にスキャルピング容認のスタンス。
公式HPにも”特に制限は設けておりません”と記載されています。

とはいえ「膨大かつ高頻度の取引」と捉えられると、トレーダーへ注意が入る可能性も注意しましょう。
基準は明確ではありませんが、数分間に何度も利幅を抜く超高速スキャルピングを繰り返すと、注意される可能性が高いです。

ただし注意されても、一発で利益取り消し・出金拒否されたりすることはないので安心してください。

その後注文量を調整すればOKです。

 

GEMFOREXのノースプレッド口座の4つの弱み

ボーナスキャンペーンが適用されない

GEMFOREXの魅力の1つといえば豪華なボーナス。

2万円の口座開設ボーナスや入金ボーナスなど、定期的に期間限定ボーナスキャンペーンを開催しています。

しかしボーナスが適用されるのは、オールインワン口座限定。
ノースプレッド口座には適用されません。

ノースプレッド口座を利用すると“完全自己資本”での勝負になることは覚えておきましょう。

GEMFOREXのボーナス情報は以下の記事を参考にしてください。

 

最低入金額が30万円からと高額

ノースプレッド口座の最低入金額は非常に高額。
最低でも初回に30万円入金しなければ取引できません。

30万円を高いと感じるかは人それぞれだが、FX初心者や少額取引を希望する方には厳しいでしょう。

最低入金額が低い業者を探している方は以下の記事を参考にしてください。

 

EAやミラートレード不可！裁量取引のみOK

ノースプレッド口座で可能なのは手動での裁量取引のみ。

EAを利用したシステムトレードやミラートレード等はできません。

GEMFOREXの強みの1つは、200種類以上のEAやミラートレードを”無料”で使えることにあります。
この強みが消えるのは手痛いですね。

EAやミラートレードを主軸に考えているトレーダーはノースプレッド口座はオススメできません。

 

取引可能な金融商品がFX通貨ペア33種のみ

GEMFOREXのノースプレッド口座で取引できるのはFX通貨ペア33種類のみ。

USD/JPYやEUR/USDなどメジャーな通貨ペアは取引できるが、マイナー通貨ペアは取引できません。

また天然ガスやカカオ、日経225などのCFD商品も取引できないので気をつけましょう。

どうしても取引の幅は狭くなってしまいます。

GEMFOREXのノースプレッド口座は”生粋”の裁量取引メインなら利用価値あり

以上がGEMFOREXのノースプレッド口座に関する解説です。

再度GEMFOREXのノースプレッド口座についてまとめておきました。

上記の特徴を加味して、ノースプレッド口座を利用するか否か決めましょう。

管理人は冒頭から述べているように「30万円以上を初回から入金できて、裁量取引メインのスキャルピングトレーダー」なら大いにオススメできる口座です。

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