海外FXの税金2018『確定申告は総合課税』
海外FXの確定申告の際には要注意!
同じFXでも海外FXと国内FXでは税金の課税方式や計算方式が異なってきます。それは海外FXで生じた利益は雑所得として『総合課税』の対象となってしまうからです。
ここでは海外FXの利益が対象となる総合課税とは何なのか、国内FX利用の際の課税計算とどのような違いがあるかについて説明していきます。
総合課税の海外FXと申告分離課税の国内FX
国内FX業者はレバレッジ制限をうけるなど、日本の金融庁の認可のもと運営されています。そのため店頭取引のFX・CFDは日本の株取引と同様の申告分離課税方式に該当します。(日本の株取引や国内FX業者を通じたFX・CFD取引は店頭デリバティブ取引に該当)
一方で海外FX業者が取得しているのは外国の金融庁のライセンスのみで、日本の金融庁からはライセンス認定されていません。そのため日本の国税庁が定める店頭デリバティブ取引から外れてしまうので雑所得とみなされてしまいます。