ハイレバレッジで大きなポジションを持って取引する海外FXでは、わずか数pipsのスプレッドでも手数料は高くつきます。
例えば10万円の証拠金にレバレッジ500倍を効かせてドル円40万通貨のポジションを持った場合、スプレッドが1pipsだったとすると、取引1回あたりの手数料は5000円。手数料は馬鹿になりません。
「できるだけ狭いスプレッドで海外FX取引をしたい!」
と考える方のために海外FXスプレッドランキングを作成しました。
しかも今回のランキングは総勢15の海外FX業者のスタンダード(STP)口座とECN口座、全てが調査対象です。
※STP口座とECN口座の違い
STP口座とは・・・国内FXと同様、FXブローカーの手数料がスプレッドに乗っかってくる口座(※取引コストはスプレッドだけ)
ECN口座とは・・・FX業者の手数料はスプレッドと別で徴収される口座(10万通貨あたり0.8pipsなど) その分デフォルトのスプレッドはかなり狭い(※取引コストは「スプレッド+手数料」)
このランキングを見れば「本当に取引コストが安い業者はどこか」がわかります。
海外FX口座スプレッドランキング
ランキング基準
以下の5つの基準でスプレッドランキングを作成しました。「ランキング基準が多すぎる」と感じてしまうかもしれませんが、厳密なランキングを作成するためなのでご容赦ください。
- 主要通貨ペア7種類のスプレッドを比較
- 変動スプレッドの場合は平均スプレッドを参考値にする
- 主要通貨ペアの参考スプレッドの平均値でランク付け(上位3位までを紹介)
- ECN口座の場合「取引手数料+平均スプレッド」を比較
- 口座の初回最低入金額は10万円以下
スプレッドランキングに記載するのは【米ドル/円,ユーロ/円,英ポンド/円,豪ドル/円,ユーロ/米ドル,豪ドル/米ドル,ポンド/ドル】の7種類の通貨ペア。
変動スプレッドの業者は、平均スプレッドを基準スプレッドとし、各主要通貨ペアのスプレッドの平均を比べて、上位5業者をピックアップしました。
またECN口座では取引コストがスプレッドだけではなく、取引量ごとに手数料が発生します。純粋に取引コストを比べるために「取引手数料(※)+平均スプレッド」でスプレッドを算出しています。
さらに「スプレッドが低くても最低入金額が100万円など高すぎたら、そもそも取引できない」ことを考慮して、公平を期すために初回最低入金額が10万円以下の口座タイプで比較することにしました。
※取引手数料はpips換算しています。例:取引手数料10ドル/lot→1.0pips
「海外FX=スプレッドが広い」はもう古い!低スプレッドのブローカーでお得な取引を!
一昔前までは『高いレバレッジの代償として仕方なくスプレッドは広いまま我慢する』というのがFX海外業者の常識でしたが、今は違います。
今回ランクインした5ブローカーは国内業者に「追いつけ追い越せ」の低スプレッドを実現しています。
自分でスプレッドの狭いブローカーを選んで口座を開設すれば、海外FXでも低スプレッドで取引できる時代が訪れたといっていいでしょう。
お得に取引できるかどうかは業者の選び方次第です。スプレッドランキングを参考に海外FXでもコストを抑えたお得な取引を実現してください。
特にスプレッドランキング1位のTitanFXはスプレッドが狭いだけでなく、99.999%の約定率と平均0.338秒の高速約定も兼ね備えているのでハイレバスキャルピングにピッタリです。
→TitanFXの口座開設はこちらから!
また僅差で1位に及ばなかったAxioryナノスプレッド口座も見どころアリ。特にドル絡みの通貨ペアに強く、約定力もTitanFXに負けず劣らじです。
管理人はTitanFXとAxioryをスキャ用のメイン口座として併用しています。
→Axioryの口座開設はこちら
海外FXの低スプレッド競争はTitanFXとAxioryの2強時代に突入しているといえるでしょう。