【2016.10月更新】Netellerが日本人利用停止?海外FXの出入金方法の現状まとめ
海外FX口座との出入金手段として抜群の便利さを誇っていたNeteller。
- 手数料なしで出入金OK
- 出入金はすぐにNeteller口座に反映
とにかく使い勝手がいいので、実際に海外FXで取引するためにNetellerの口座を開設した方も多いでしょう。
しかし2016年10月を皮切りに、日本人トレーダーはNetellerを通じて海外FX口座に入金・出金不可になってしまいました。
Netellerのサポートにも裏取りしたので確かな情報です。
ここではNetellerが日本人トレーダー利用不可の処置をとるに至った経緯についてお伝えしていきたいと思います。
Netellerが使えなくなった今、どのような方法で海外FX口座に入金・出金したらいいのかまで踏み込んで解説しているので、参考にしてください。
目次
NetellerがFX利用停止に至るまでの経緯
なにもいきなりNetellerが今回の処置に踏み切ったわけではありません。
- デビットカードの日本人利用停止
- ギャンブル目的の利用停止
- FX・バイナリーオプションの利用停止(←いまココ)
徐々にNettellerの便利さ・利用の幅が薄れていきつつ、最終的に日本人の利用停止にまで至ったんですね。
①デビットカードの日本人利用停止(2016年8月11日)
まずnetellerから出金のスピード感・便利さが失われることになります。2016年8月11日のデビットカードの日本人利用停止が原因です。
当初Netellerにはコンビニや銀行のATMで使える「Net+カード」というプリペードカードがありました。海外FX口座からNeteller口座に資金移動させておけば、いつでもコンビニATMから手軽に出金することができたというわけです。
通常海外FX口座からNeteller口座への出金反映スピードが約1営業日以内でした。出金申請してから資金を引き出すまでに1日もあれば十分だったんですね。
しかし「NET+カード」の利用停止後、Neteller口座からの出金は銀行送金をという手段を使うことを余儀なくされました。
②ギャンブル目的の利用禁止(2016年9月15日)
次はNetellerのギャンブル利用の目的が制限されることになります。
2016年9月15日にオンラインカジノを初め、ブックメーカー、オンラインポーカー、オンライン麻雀などのオンラインギャンブル業者との間のお金のやり取りを禁止したのです。
この時点でNetteller口座の使える幅がかなり狭くなってしまいました。
とはいえこの時海外FXやバイナリーなどの投資に関しては何もアナウンスがありませんでした。Netellerサポートに問い合わせてみましたが「FX口座の送金はこれまで通りで問題ない」とのことでした。
実際にこの後何回かNetelerを通じて海外FXブローカーに入金したこともありましたが、ちゃんと反映されていたので間違いはないでしょう。
管理人的には「海外FXなら今後もずっとNetellerで出入金できるんじゃないか」と思っていたのが正直なところです。
③FX・バイナリーオプションの利用停止
NetellerのFX出入金について安心したのも束の間、管理人のもとへLANDFXという海外FXブローカーから1通のメールが届きました。
メールの内容は以下の通り。
ネッテラーの日本におけるサービス終了のお知らせ
ネッテラーの日本における全てのサービスを10/1より停止することをお知らせいたします。
10/1以降お客様はNETELLER を経由してLand-FXへの送金または送金の受け取りをご利用いただけませんので、お客様は必要に応じて速やかに出金手続きを行って下さい。
LAND-FXサポートのメールを通じて、日本人トレーダーのNeteller利用停止を知ることになったのです。
ただNetellerサポートからは何も連絡はありません。
「ギャンブルに続いてFXの出入金にも今後Netellerが使えなくなることを見越して、LAND-FXが先手を打っただけ」だと思って放置していました。
そんな管理人の予想とは裏腹に、次から次へと各海外FXブローカーからNeteller利用停止の報告を受けることになります。
- Axiory
- iFOREX
- GEMFOREX
- FXnet
さすがにNetellerのFX利用停止が現実味を帯びてきたので、管理人自らサポートに問い合わせてみることにしました。
「10月からFXやバイナリーにもNetellerから入金できなくなります」
不確定な情報なら明言を避けるNetellerサポートがハッキリと断言したので、NetellerがFX出入金に使えなくなったのはほぼ確実だと思っていただいて構いません。
まだNeteller停止をアナウンスしていない海外FXブローカーでも、今後Netellerが使えなくなるのが濃厚です。
ギャンブルに続き、FXやバイナリーなどの投資関係でもNeteller利用停止。正直もうNeteller口座にお金を預けてても、使い道なんてありませんね。
事実上のNeteller日本市場の撤退だと考えていいでしょう。
【補足】Neteller今後もずっと利用できない可能性が高い?
今回NetellerがFXをはじめ、オンラインギャンブルや投資口座への利用停止に至ったのは、国税や金融庁などの何かしらの圧力があったのではないかと管理人は睨んでいます。
政府が管理できない口座があると、国民の資金をしっかり把握して税金を徴収するのが難しくなってしまいますからね。
10月1日からNeteller口座を持っている方にマイナンバー提出を求めているのも、おそらく日本の国税局からの要請でしょう。
利用を停止した上でマイナンバーまで提出させるなんて、かなりの徹底ぶりです。
一部ネットでは「Netellerが使えなくなったのは一時的な処置」だとする声もあるようですが、「今後も継続してNetellerは利用できないまま」だというのが管理人の見解です。
Neteller亡き後の海外FX出入金方法
今までNetellerを利用していた方は、別の出入金方法を選ぶ必要があります。
結論からいうと、Netellerが使えなくなったからといって海外FXの出入金が不便になるというわけではありません。
- 入金→クレジットカード入金or国内銀行振り込み
- 出金→海外送金
それぞれこの方法を使えば、Neteller並み便利に出入金できます。
※Netellerと同じような電子決済会社Skrillも9月いっぱいで日本人向けサービスを停止しました。ここでは電子決済サービス以外の出入金方法について解説しています。
入金方法はクレジットカードor国内銀行振り込み
入金方法は次の2つのうちどちらかを選ぶようにすればいいでしょう。
- クレジットカード入金
- 国内銀行振り込み
特に何も問題ない方はシンプルにクレジットカードで入金していただいて構いません。
ただクレジットカードを持っていない方、カード番号をネット上で入力するのに抵抗がある方は国内銀行振り込みに対応している海外FXブローカーで取引するといいでしょう。
クレジットカード入金
クレジットカード入金の特徴は以下の通り。
- 入金反映スピードが速い(長くて24時間以内)
- 入金手数料がタダ
もちろん入金先の海外FXブローカーに差がありますが、手続きしてから入金が口座に反映されるまでのスピードはNetellerに匹敵します。手数料もブローカー負担なので、特に不便さは感じないはずです。(参考:海外FX業者はクレジットカードによる入金・出金が定番)
国内銀行振り込み
国内銀行振り込みは海外FXブローカーが用意した日本国内(三菱東京UFJや三井住友銀行)の口座にお金を振り込む入金方法。入金されたお金はブローカー側が勝手にFX口座へ移してくれます。
クレジットカード入金に抵抗がある方は国内銀行振り込みに対応しているブローカーで取引すれば、スピーディーかつ便利に入金可能です。
- 入金スピードが速い(長くて24時間以内)
- 手数料が安い(国内口座への振り込み手数料のみ)
入金が反映されるスピードはクレジットカード入金とほとんど同じくらいだと考えていただいて構いません。
手数料は海外FXブローカーによって異なりますが、国内銀行振り込みに対応しているほとんどの業者が手数料を徴収していません。国内銀行への振り込み手数料だけで入金できます。
管理人が知る限り、対応ブローカーは次の5つです。参考までに着金スピードや手数料についても記載しています。
業者名 | 手数料 | 最低送金額 | 着金スピード |
---|---|---|---|
XM | 無料 | 1万円~ | 1~2時間程度(最大24時間) |
LAND-FX | 無料(5万円以上)/1,000円(5万円未満) | – | 1~2時間以内 |
AXIORY | 無料(※2) | – | 30分以内 |
IFCMARKETS | 無料(1万円以上)/1070円(1万円以下) | – | 24時間以内 |
GEMFOREX | 無料 | – | 即時反映 |
(※2)国内銀行振り込み自体の手数料は無料ですが、AXIORYでは全ての入金方法で2万円以下の入金に対して1,500円の手数料が発生します。
この際に国内銀行振り込みに対応している海外FXブローカーで口座を開設してみるのもいいかもしれませんね。
国内銀行振り込みについてもっと詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
⇒海外FXの国内銀行振り込みは超便利!対応しているブローカーをまとめました
出金方法は海外銀行送金がメイン
Netellerを初めとした電子決済サービスが使えなくなった以上、海外FX口座からの出金は海外銀行を経由した銀行送金利用することになります。
もちろん入金額までならクレジットカードに出金することができますが、今後継続的に利益を出金するには枠が足りませんからね。
これからの出金は海外銀行送金がメインになると考えてください。
海外銀行送金の仕組みは次のような形になります。
- 海外FXブローカーが海外の中継銀行に送金(手数料はブローカーが負担してくれる場合あり)
- 中継銀行から皆さんが指定した国内口座に送金(最低4000円の手数料発生※)
※円口座から円建てで出金した場合の手数料を記載しています。
手続きしてから出金が反映されるまではだいたい3~5営業日ほど。手数料は最低でも4000円かかります。
ただ気付いた方もいらっしゃると思いますが、これは「Net+カード」が利用停止になってからのNetellerを通じた出金とほとんど同じですよね。
みなさんの手元にお金が届くように手続きするには、まず海外FX口座からNetteller口座に送金してもらってから、次にNettellerに銀行送金の申請をしていたはずです。
手数料も「Neteller円口座⇒円で出金」するなら同じく4000円程度かかります。
出金のスピードは少し遅くなってしまうかもしれませんが、つい最近までNetellerから出金していた方ならそこまで不都合はないでしょう。
出金手数料が割安になる海外FXブローカー
先ほど説明したように海外FXブローカーによっては「海外FXブローカーが海外の中継銀行に送金する」際の手数料を業者が負担してくれるところがあります。
手数料自体は2500円~3000円程度ですが、これからずっと銀行送金で出金することを考えると、少しでも手数料が安いブローカーで取引するにこしたことはありません。
海外送金の手数料を一部負担してくれるのは次の3業者。
スプレッドや約定、ボーナスなどの条件を見てみて現在利用中の口座とあまり変わらないなら、口座を乗り換えておいて損はないでしょう。
Neteller利用停止で出入金が便利でお得なブローカーに注目が集まる?
正直Netellerがあれば海外FXの出入金は何も気にする必要はありませんでした。
どこのブローカで取引しようばNeteller1つでスピーディーかつ便利に入金・出金することができましたからね。
しかしNetellerが使えなくしてしまった以上そんなこと言ってられません。
電子決済サービス以外の出入金方法でいうと、ブローカーごとに差があるのは確かです。
特に出金は方法を選べなくなったので、海外送金手数料が割安のブローカー(XM、Axiory、FxPro)で取引しておいた方がいいでしょう。
その中でもXMとAxioryは国内銀行振り込みにも対応しているので、入金方法も多彩です。
このように出入金が便利な海外FXブローカーが注目されるんじゃないでしょうか。
口座名 | 最大レバレッジ | 日本語サポート | ドル/円スプレッド | 最小取引単価 |
---|---|---|---|---|
888倍 | ◎ | 1.0pips~ | 100通貨 |
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