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海外FXのサーバーは約定力を語る上で欠かせない!約定スピードUPの裏技も紹介します。

海外FXの取引では命の次に大切だと言っても過言ではない約定力

ハイレバレッジが利用できることで大きなポジションで取引する機会が多いからこそ、少しの滑りでも大きな損失になってしまいます。

約定力について語る上で欠かせないのは次の2つの要素です。

  • リクオート(約定拒否)
  • スリッページ(滑り)

前提としてNDD(ノー・ディーリング・ディスク)方式が主流の海外FXではリクオートはほとんど心配する必要はありません。(参考:インターバンク直結 海外FXのNDD方式とは?

しかしスリッページに関しては海外FXブローカー、もっと言うと海外FXブローカーのサーバーに対する力の入れ具合で差が出ます

サーバーが整備されているブローカーほど約定スピードが速く、スリッページしづらい環境で取引できるというわけです。

ここでは意外と知られていない海外FXのサーバー事情と約定力との関係についてお伝えしていきたいと思います。

そこから発展して約定力をUPさせる裏技も紹介するので、参考にしていただけると幸いです。

 

海外FXブローカーの約定力とサーバーの関係

 

そもそもスリッページの要因って何?

まず海外FXの取引でスリッページが発生する(=約定スピードが遅くなる)仕組みを確認しておきましょう。

原因は大きく分けて次の2つです。

  1. 注文がマッチングしない
  2. サーバーの通信速度が遅い

①は海外FXブローカーに注文が届いた後に処理されるまで時間がかかるパターン、②は注文が届くまでに時間がかかるパターンです。

①の「注文がマッチングしない」というのは、どちらかというとECN口座での取引で多く見られます。ECN方式の注文処理は、注文同士をぶつけ合う形で自動でマッチングされるので同じ価格で反対注文が入っていないと約定されません。

例えば「ドル円100円のレートで10lot買いたい!」という注文を出した場合、反対に「ドル円100円のレートで1olot売りたい!」という人がいないと、いつまでたっても決済されないということです。(参考:海外FXのECN口座について

約定力がインターバンクの注文量や流動性に左右されてしまうのは、ECN口座を利用するなら仕方がありません。

一方で②の「サーバーの通信速度が遅い」という要因は、トレーダーの方のアプローチ次第で改善することができます。

 

トレーダーの注文が処理されるまでの仕組み

トレーダーの注文が決済されるまで

トレーダーの注文はサーバーを通じて海外FXブローカーに届き、サーバーを通じてカバー先LPやインターバンクで処理されます。

具体的に自宅のPCで取引する場合、注文が届くまでのサーバー経路は以下の3段階です。

【トレーダーの注文が決済されるまでに経由するサーバー】

自宅PCのサーバー(日本)→海外FXブローカーのサーバー(海外)→カバー先LPやインターバンクのサーバー(海外)

まず自宅のPCでMT4を操作して、日本のサーバーから外国のサーバーに向けて注文を出します。次に注文を受けた海外FXブローカーが外国のサーバーを通じてカバー先やインターバンクに注文を流す仕組みです。

イメージとしては3人の走者がリレーをしていると考えればわかりやすいかもしれません。第一走者が日本のサーバー、第二走者が海外FXブローカーの外国サーバー、第三走者がLPやインターバンクのサーバーといったところでしょうか。

3つのサーバーが「トレーダーの注文」というバトンを繋いでいって最終的に注文が決済されます。

このバトンの受け渡しが早くなればなるほど、「通信速度UP→約定力UP」が期待できるというわけです。

 

サーバー同士の距離が遠ければ遠いほど通信速度は遅くなる

リレーでも走者同士の距離が長ければ長くなるほど、次の走者にバトンを渡すまでに時間がかかってしまいますね。

注文処理に関わる3つのサーバー同士の距離が離れていると、それだけ通信速度・約定スピードが遅くなってしまいます。

 

海外FXのサーバー環境を改善して約定力を上げる方法

  • 通信速度が早い海外FXブローカーを利用する
  • VPSサーバーを利用して海外FXブローカーの取引サーバーを利用する

この2通りの方法で、サーバーの通信速度改善、ひいては海外FX取引の約定力UPが狙えます。

 

①サーバーの通信速度が早いブローカーで取引する

サーバーの通信速度が早い業者で取引

リレーのタイムを上げるには、まず「走者1人1人の足を速くする」必要がありますね。1つ1つのサーバーの通信速度が上がれば、注文が届くスピードもUPします。

通信速度が早いサーバーを持つ海外FX業者で取引すれば、スピーディーな約定環境で取引できるようになります。

 

ここで各海外FXブローカーのサーバー通信速度を語る上で欠かせない「レイテンシー(遅延速度)」という概念を紹介します。

わかりやすく言うと、レイテンシーは「通信するのにかかる時間(速度)」のことです。

海外FXブローカーの取引サーバーで言うところのレイテンシーは「注文を出してから海外FXブローカーに注文が届くまでに時間」だと考えていただいて構いません。

つまり「レイテンシーの数字が小さい=通信速度が早いサーバー」ということ。

ブローカーが「どのくらいサーバー環境の整備に力を入れているかどうか」でレイテンシーは長くなったり短くなったりします。

 

海外FXブローカーのレイテンシー(遅延速度)を比較してみた

以下が現在管理人がリアル口座を運用しているブローカーの取引サーバーのレイテンシー一覧です。

業者名 レイテンシー(ms※)
XM 253.26ms
LANDFX 200.67ms
TitanFX 183.27ms
Axiory 202.35ms

※ms=ミリ秒=0.001秒

正直1ミリ秒の違いで約定力がどのくらい変わるのかはわかりませんが、約定スピードを上げるためにはできるだけレイテンシーが少ないブローカーで取引するにこしたことはないでしょう。

表の通り管理人が運用中の口座の中で1番レイテンシーが小さいのはTitanFXでした。

【海外FXブローカーのレイテンシーは自分で確認できる】

リアル口座を開設している海外FXブローカーなら、MT4からサーバーのレイテンシーを確認する事ができます。

やり方は簡単で、MT4画面の左下にある「〇〇kb」と表示されてる部分をクリックするだけ。

screenshot_2

自分が利用しているサーバーと、レイテンシーが表示されます。

screenshot_3

今利用中の口座のレイテンシーを確認してみて、上で紹介した4業者よりもレイテンシーが長ければ口座の乗り換え検討してみてもいいと思います。

 

②VPSを利用して海外FXブローカーとのサーバー間距離を短くする

VPSサーバーを利用すれがば約定力UP

今お使いの海外FXブローカーを乗り換えずにサーバーの通信速度を上げる方法としては、VPS(仮想サーバー)を利用する方法があります。

VPSサーバーとは、平たく言うとレンタルサーバーのこと。自宅にいながら海外サーバーにアクセスすることができる優れものです。

海外FXブローカーの取引サーバーの近くでサーバーを借りれば、1番速くて約0.001秒で高速通信できます。

VPSを利用して約定力を上げる具体的な方法、オススメの海外VPS業者についてはこちらを参考にしてください。

海外FXでVPSを使うメリットは?おすすめVPS業者、無料VPSも紹介

 

海外FXブローカーのサーバーがエクイニクス社の「NY4」データセンターにあれば尚良し

エクイニクス社の「NY4」といえば、注文のカバー先になる企業やヘッジファンドの多くがサーバーを置いているデータセンターです。

海外FXブローカーの取引サーバーが「NY4」に置かれていれば、カバー先のLPと同じデータセンター内で通信し合うことになります。

当サイトで紹介している海外FX業者の中で、エクイニクス社のNY4に取引サーバーを設置している海外FXブローカーは次の2つ。

加えて「NY4」のVPSサーバーからMT4で注文を出せば、注文が1つのデータセンター内で受け渡されることになります。

VPSとエクイニクス社にサーバーがある海外FXブローカーを併せて利用すれば、最高のサーバー環境で取引できると言っていいでしょう。

 

最高の約定環境を実現するなら、サーバー環境から見直すべし

FXで取引の約定力とサーバーの関係は切っても切り離せません。

もちろんNDD方式の海外FXでは、特にサーバーを意識しなくてもある程度高い約定環境で取引できるのは確かです。

ただより高みの安定・高速約定環境を追い求めるなら、サーバー環境を見直して見てください。

1番理想の形はVPSを利用してTitanFXで取引することです。

TitanFXはサーバーの整備に力を入れており、レイテンシー(通信の遅れを表す数字)はかなり小さく抑えられています。

さらにTitanFXの取引サーバーが設置されているのはエクイニクス社の「NY4」データセンターの中です。
「NY4」のVPSサーバーを利用すれば、トレーダーの注文が処理されるまで全て1つのデータセンターで完結。0.001秒の高速通信環境で取引できます。

TitanFXの管理人によるレビューを見る
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