12月

海外FX業者はサクサク約定するのか？

海外FX業者の約定力は国内FXとは比べものにならない

海外FX業者の約定力、約定スピードはどの程度のものなのでしょうか。

FX取引(特に短期売買・スキャルピングトレード)を行う上で、非常に重要なのが、みなさんご存じのスプレッドです。

当然、スプレッドコストが狭ければ狭いほど利益をだしやすくなります。

日本人トレーダーはなぜかあまり意識していない人が多い傾向にありますが、スプレッドと同様に重要なのが、約定力です。

いくら見せかけのスプレッドが狭くても注文が滑って意図せぬポジションをとってしまったり、注文がなかなか通らなければ本末転倒です。

結論から言うと、海外FX業者のほうが国内FX業者とは比べものにならないくらい約定スピードは高いです。

国内FX業者の約定スピードは？

国内FX業者の約定力は、『矢野経済研究所』という業界研究機関が主要FX会社6社を対象に、1年に1回実際にトレードをして調査しています。

以下は

【調査要綱】
（1）調査の目的
・主要ＦＸ会社FXサービスのスリッページ発生率・約定率等の調査

（2）調査日程
・2013年11月25日（月）～11月26日（火）の2日間

（3）調査時間
・日本時間の20時～21時の1時間程度

（4）調査対象通貨ぺア
・USD/JPY

（5）調査対象
・有力企業のうち任意抽出した6社

（6）調査の方法

・マーケット注文（ストリーミング）で、買（新規）⇒売（決済）を繰り返す
・1日50売買の100約定×2日＝200約定（スリッページ発生率調査、約定率調査ともに各々100約定）
・発注単位は1万通貨
・スリッページ発生調査においてはスリッページ許容設定のある会社は、「1pip」に設定
・約定率調査においては、スリッページ設定を「0pip」に設定
・調査の精度を向上させるため、同スペックのPC、インターネット回線を使用
・マネーパートナーズは「パートナーズFX」を使用

を条件に『矢野経済研究所』が実際に調査した際の表です。

yakuzyou

（マネーパートナーズHPhttp://www.moneypartners.co.jp/fx/no1.htmlからの転載）

マネーパートナーズは自らデータを開示しているだけあって約定率100％です。

注目すべき点は、2位以下の国内FX業者です。

ここで調査されているのは、FXトレーダーならば必ず耳にしたことのある国内FX大手の業者です。

2位でスリッページ発生率5%、3位で一気に跳ね上がり、スリッページ発生率18％です。

単純計算で100回注文をすると、そのうちの18回は1pips以上滑ります。