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【2019年最新】XMのビットコインFX・仮想通貨取引とは?おすすめできない4つの理由

XM(XM Trading)のビットコイン・仮想通貨取引を超まとめ!

先日何気なくXMで取引していた最中に、仮想通貨が取引できるようになっていることに気付きました。

管理人の記憶によると2017年に取扱いを停止してから、XMから仮想通貨に関するアナウンスは一切なし。

公式サイトにも記載がなかったので「おかしいな…」と半信半疑でエントリーしてみましたが、普通に取引できました

 

そこで今回は2019年最新版と題し、XMの仮想通貨取引について徹底調査してまとめてみました。
(公式サイト記載ナシということで、サポートへのヒアリングベースでまとめています。)

ただ再開したはいいものの「XMでの仮想通貨取引はおすすめですよ」と胸を張って言えないのが本音のところ。

ボーナスに対応していたり、追証なしだったり見どころはあるものの、スプレッドが広くてレバレッジ倍率がもの足りない(最大5倍)のがネックです。

「仮想通貨目当てでXMを利用する」というよりは「仮想通貨取引はあくまでおまけ」くらいのスタンスで構えておいた方がいいと思います。

※ネットでXMの仮想通貨に関する情報は錯綜していますが、当ページに書いてある内容が2019年3月の最新情報です。

XMではビットコイン含む5種類の仮想通貨FXが可能

XMで取引できる仮想通貨は5種類

現在XMでは下記5つの仮想通貨を取引できます。

  • ビットコイン(bitcoin/BTC)
  • ビットコインキャッシュ(bitcoin cash/BCH)
  • イーサーリアム(Ethereum/ETH)
  • ライトコイン(Litecoin/LTC)
  • リップル(Ripple/XRP)

まずは取引可能な仮想通貨と取引条件を一覧で確認しておきましょう。

通貨ペア 最大レバレッジ 最小スプレッド 最小取引単位 保有上限上限
BTC/USD
(ビットコイン)
5倍 60ポイント 0.01BTC〜 16BTC
BCH/USD
(ビットコインキャッシュ)
5倍 5ポイント 0.1BCH〜 197BCH
ETH/USD
(イーサリアム)
5倍 3.6ポイント 0.5ETH〜 450ETH
LTC/USD
(ライトコイン)
5倍 0.6ポイント 1LTC〜 1785LTC
XRP/USD
(リップル)
5倍 0.0038ポイント 300XRP〜 357000XRP

 

XMで可能なのは「仮想通貨FX」 取引所での取引とは異なる

XMで取引できるのは仮想通貨と米ドルのペア

XMでの仮想通貨取引は、取引所を利用した時のように「日本円やドルで仮想通貨を買う」タイプではありません。

FXと同様に“仮想通貨と他の通貨のペア”のポジションを保有して、エントリーと決済時の差額が損益になる仕組みです。

【仮想通貨・ビットコインのFX取引まとめ】

  • 実際に仮想通貨を保有するわけではない
  • ビットコインウォレットなど、仮想通貨のウォレットは不要
  • 空売りでのエントリーも可能
  • レバレッジを効かせて投資金と同等量以上の仮想通貨の取引が可能

 

XMで取引可能な仮想通貨は「対アメリカドル(USD)」の形

2019年3月現在で取引可能な仮想通貨は「仮想通貨対ドル(USD)」の通貨ペアだけ。

  • BTC/USD
  • BCH/USD
  • ETH/USD
  • LTC/USD
  • XRP/USD

表示されるレートも全てドル単位のものになります。

【例】

  • 1ビットコインが430,000円の場合
    →表示されるレートは3,892(ドル)
  • 1リップルが34.379円
    →表示されるレートは0.31ドルの場合

円やユーロなど、別の通貨のペアは取引できないので気をつけてください。

 

XMのビットコイン・仮想通貨FXが孕む4つのデメリット

 

取引手数料は無料だが、スプレッドが鬼広い

XMの仮想通貨取引はスプレッドが広め

XMでの仮想通貨FXは”固定の手数料”は徴収されずに、取引毎にスプレッドが徴収される仕組み。

XMの公式情報によると、最小スプレッドは以下の通りです。

通貨ペア 最小スプレッド 日本円換算
1通貨取引する場合
BTC/USD
(ビットコイン)
60ポイント 約6,600円
BCH/USD
(ビットコインキャッシュ)
5ポイント 約600円
ETH/USD
(イーサリアム)
3.6ポイント 約400円
LTC/USD
(ライトコイン)
0.6ポイント 約66円
XRP/USD
(リップル)
0.0038ポイント 約0.41円

※XMは変動スプレッド採用なので、実際には上記の数値から20~30ポイントの上振れがあります。

実際の金額に直すと、BTC/USDで1lot(1BTC=90万円)のポジションでエントリーする際に差し引かれるスプレッドは60ドルです。

日本円に換算すると約6,600円。
エントリー枚数に対する手数料比率は0.73%になるので、国内のビットコインFX対応業者と比べると高くついてしまいます

【XMと国内ビットコインFX業者のスプレッド比較】

業者名 手数料
XM 0.73%
GMOコイン 0.01%
DMMビットコイン 0.2%
ビットフライヤー 0.03%
bitbank Trade 0.0006%

表を見ればわかるように、国内業者の3倍~10倍以上もスプレッドが徴収されてしまうことになります。

 

ロング保有・ショート保有でもマイナススワップが発生する

XMの仮想通貨ペアでは、エントリーポジションのロング・ショートを問わずにスワップポイントがマイナスになります。

【スワップポイントとは】

「通貨間の金利差を埋める」という”口実“のもと、各海外FX業者が設定している数値のこと。

日をまたいでポジションを持ち越すと、

  • プラススワップ
    →ポジション量に応じて口座残高が増える
  • マイナススワップ
    →ポジション量に応じて口座残高が減る

となる。
※仮想通貨には金利が発生しないので、XMが何を基準にスワップを設定しているかが不明なため”口実”という表現を用いている。

(関連:XMのスワップポイント一覧と計算方法まとめ!スワップ加算の時間も解説!

例えばBTC/USDのスワップポイントは「買いスワップでー25、売りスワップで-10」。

1BTCのロングを保有した状態で日をまたいでしまうと、約25,000円口座残高が目減りすることになります。

XMの仮想通貨ペアは売りでも買いでもマイナススワップ

※スワップポイントは日々変動します。上記は2019年3月11日時点のスワップポイントを記載している点に留意してください。

 

マイナスのスワップポイントは国内業者と比べても高い

スワップがマイナスなだけならまだしも、国内の仮想通貨取り扱い業者よりも金額が高いのがネックです。

【1BTC(=90ドル)を保有した時の手数料比較】

業者名 手数料
XM 25ドル(約2,800円)
(買い)
GMOコイン 約360円
ビットフライヤー 約360円
ザイフ 約351円

現状仮想通貨取引の鉄板である「長期保有」でも、国内業者より不利な条件になってしまいます。

 

必要証拠金が20%(最大レバレッジは5倍)で国内業者よりも資金効率が悪い

XMの仮想通貨FXは最大レバレッジが5倍

XMの仮想通貨取引の最大レバレッジは5倍。
仮想通貨取引ではレバレッジで国内業者に劣ります。

【XMと国内業者の最大レバレッジ比較】

業者名 最大レバレッジ
XM 5倍
GMOコイン 10倍
Liquid 25倍
Zaif 7.77倍
bitbank Trade 20倍
ビットフライヤー 15倍

「海外FXな仮想通貨もハイレバ取引できるのでは・・・?」と考えていた人は、興ざめしてしてしまうことでしょう。
(管理人も、この低レバを名にした時は拍子抜けしてしまいました…。)

 

保有量が増えるとレバレッジは制限される

最大レバレッジが低いだけでなく、ポジションの保有量が大きいほど必要証拠金が増えることになります。

レバレッジ ビットコイン ビットコインキャッシュ イーサーリアム ライトコイン リップル
5倍
(必要証拠金20%)
保有量3BTCまで 保有量20BCHまで 保有量40ETHまで 保有量200LTCまで 保有量3万XRPまで
3.3倍
(必要証拠金約30%)
保有量3~5BTC 保有量20~40BCH 保有量40~80ETH 保有量200〜400LTC 保有量3万~6万XRP
2倍
(必要証拠金50%)
保有量5~7BTC 保有量40~60BCH 保有量80~110ETH 保有量400~500LTC 保有量6万~9万XRP
1倍
(等倍)
保有量7BTC超え 保有量60BCH超え 保有量110ETH~超え 保有量500LTC超え 保有量9万XRP超える

例えばビットコイン(1BTC=90万円)を取引する場合、必要証拠金は以下のように変わります。

【保有量別】1BTC(=90万円)取引するのに必要な証拠金

—–レバレッジ5倍ゾーン—–

  • 1BTC
    →必要証拠金18万円
  • 2BTC
    →必要証拠金26万円
  • 3BTC
    →必要証拠金52万円

—–レバレッジ3.3倍ゾーン—–

  • 4BTC
    →必要証拠金約110万円
  • 5BTC
    →必要証拠金約136万円

—–レバレッジ2倍ゾーン—–

  • 6BTC
    →必要証拠金約270万円
  • 7BTC
    →必要証拠金315万円

—–レバレッジ等倍ゾーン—–

  • 8BTC
    →必要証拠金720万円
  • 9BYC
    →必要証拠金810万円

(以降、保有量と同じ金額の証拠金が必要になる)

特に保有量が6BTCを超えたあたりから、証拠金取引の旨みがほぼなくなります。

余談:XMの仮想通貨の資金効率は改善しつつある?

2017年にXMが仮想通貨の取扱いを始めた当初の最大レバレッジは保有量のかかわらず2倍。

昨今の仮想通貨市場の安定性を加味して、若干ではありますが資金効率が改善されています。

このことからもXM側が「日々仮想通貨の取引条件を良くしよう」と模索しているのはたしか。
今後に期待したいと思います。

 

土日・祝日は取引できない

国内業者ではいつでも売買可能な仮想通貨ですが、XMでの取引可能時間は「月曜日の朝6時5分~土曜日の朝5時50分」のみ。

時間外はエントリーはもちろん、決済もできないのでポジションの持ち越しには気をつけましょう。

 

XMのビットコイン・仮想通貨FXのメリット

 

仮想通貨FXでも追証なしのゼロカットシステム採用

XMは仮想通貨の取引でも追証なしのゼロカットシステムに対応。
絶対に入金した金額や口座残高以上の損失が出ない仕組みになっています。

仮に明日ビットコインが1万円台までに暴落したとしても、マイナス分は全てリセット。
XM側が補填してくれます。

(関連:追証なしゼロカットシステムの必要性を説く【海外FXで管理人が10年間借金しなかった理由】

※XMの仮想通貨における「追証なし」のメリットは薄れつつあるか…

XMが仮想通貨取引を始めた2017年当初、全ての国内のビットコインFX業者で追証が発生していました。

しかし現在では国内業者でも追証なしのゼロカットシステムを採用しているところが登場。

たとえばbitbank Tradeは「証拠金を超える損失が発生しない」ということを明言しています。

ビットバンクは国内業者だが追証なし

ただ国内業者の前例として、GMOコインのように「サービス開始1週間で追証なしを撤回した」ケースもあるので、今後どうなるかはわかりません。

「今後も急に撤回することなく、追証なしサービスを継続してくれる安心感がある」という点では、XMの方に軍配が上がります。

 

100%入金ボーナスで付与された証拠金でも取引OK

XMの口座開設ボーナスや入金ボーナスは仮想通貨取引の証拠金としても利用できます

【XMのボーナス詳細】

  • 3,000円口座開設ボーナス
    (新規口座開設で、入金する前に3,000円のボーナス付与)
  • 100%入金ボーナス
    (累計5万円までの入金に対して、入金額の100%ボーナス付与)
  • 20%入金ボーナス
    (累計5万円超え、230万円までの入金に対して、入金額の20%のボーナス付与)

(関連記事:今ならXMでの取引が超オトク!期間限定キャンペーンで入金ボーナス100%!

たとえば、5万円しか資金が用意できない場合でもボーナスをフル活用すれば利用可能な証拠金は10万3,000円
(内訳:口座開設ボーナス3,000円、入金ボーナス5万円、入金額5万円で計10万3,000円)

最大で50万円以上の仮想通貨を取引できます。

 

取引プラットホームはFX取引と同じMT5

XMではFX通貨と同じプラットホーム(MT5)で仮想通貨を取引できます。

国内業者のように、

  • FX取引はヒロセ通商で
  • 仮想通貨取引はコインチェックで

みたいな感じで口座を使い分ける必要はありません。

もちろん口座資金の管理も一元化されるので「FX取引で得た利益をビットコインの証拠金に使う」みたいな芸当でもできます。

今までXMを使ったことがない方へ

口座開設フォームや会員専用のマイページが全て日本語に対応しています。

入金や出金も便利で、

  • 入金・出金手数料無料
  • クレジットカードや国内銀行送金(銀行振込)など、多彩な出入金方法を用意
  • オンライン決済サービス「bitwallet」に対応

と、国内業者と遜色ない使用感で利用できます。

正直なところ、仮想通貨の取引自体にはそこまで魅力はありませんが「仮想通貨も気軽に取引できるFX海外口座」として、アカウントを作っておいてもいいでしょう。

XMの口座開設はこちら
XMの公式サイト

■関連記事■

 

XMでビットコイン・仮想通貨FXを始める手順

ここからは「XMで仮想通貨を取引してみようかな」という人向けに、取引開始までの準備手順をお伝えしていきます。

 

①XMのMT5に対応しているリアル口座を用意する

上述したようにXMで仮想通貨が取引できるのは、MT5プラットフォームのみ。
まだXMのリアル口座を持ってない人は、下記の無料口座開設フォームから手続きしてください。

XMの口座開設はこちら
XMの公式サイト

▼口座開設方法の詳細はこちら
XM(XM Trading)口座開設方法・手順

また既にXMのリアル口座アカウントのお持ちの方は、マイページから追加口座開設の手続きをすませましょう。
本人確認書類などは不要で、即時口座開設できます。

ちなみに、今発行されているIDやパスワードではMT5にログインできないので気をつけてください。

MT5対応の口座を追加する方法

 

②仮想通貨の気配値をMT5に表示させる

まずはMT5の気配値が表示されている箇所で右クリック。

気配値表示で右クリックして「銘柄」をクリックする

銘柄」をクリックすれば、表示させたい銘柄を選択できる画面に移動します。

「Cryptocurrencies」をクリックして表示させたい通貨ペアをダブルクリック

仮想通貨が収納されているのは「Cryptocurrencies」。
クリックすれば一覧で表示されるので、表示させていペアをダブルクリックしてください。

 

③仮想通貨のチャートをMT5に表示させる

仮想通貨のチャートをMT5に表示させる手順

MT5画面左上の「チャートボタン」をクリックして「Cryptocurrencies」→「表示させたい通貨ペア」の順にクリックすればチャートを表示できます。

 

“現状では”ビットコイン・仮想通貨目当てでXMは選ばれないだろう

最後に当ページで紹介したXMの仮想通貨・ビットコイン取引についてまとめておきます。

仮想通貨取引のデメリット・メリットをおさらい

【XMの仮想通貨FXのデメリット】

  • 国内業者よりもスプレッドが鬼のように広い
  • 保有手数料(マイナススワップ)も国内業者より高い
  • 最大レバレッジは5倍(←国内業者は最大25倍)
  • 土日・祝日にエントリー・決済ができない

【XMの仮想通貨FXのメリット】

  • 追証なしのゼロカットシステム採用
  • ボーナスを利用して取引できる
  • 取引プラットフォームがFX取引と同じ

冒頭でも述べましたが仮想通貨の取引だけに絞るなら、わざわざXMを利用しなくてもいいと思います。

スプレッドや保有手数料、レバレッジなど、スペックは完全に国内業者の下位互換。
追証なしは魅力的ではありますが、最近では国内でも追証なしサービスを提供している業者が対応しています。

唯一無二のストロングポイントはボーナスで証拠金が増やせること。
ただデメリットを補って余りあるか、と言われればそうではありません。

「仮想通貨を取引したいがためにXMで口座を開設する」という人は増えないでしょうね…。

最大レバレッジが大きくなったりと、スペック改善の予兆はあるので、今後に期待したいと思います。

XMの口座開設はこちら
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▼口座開設方法の詳細はこちら
XM(XM Trading)口座開設方法・手順

XMのメリットは仮想通貨取引ではなく、FX通貨やCFD商品の取引にあります。

「仮想通貨に調べている中で、XMについて初めて知った!」という人は、下記のページも読んでみてください。
海外FX歴10年を超える管理人が、XMについて徹底レビューしています。

XM(エックスエム)の評判・追証・特徴







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