追証なしゼロカットシステムの必要性を説く【海外FXで管理人が10年間借金しなかった理由】
FX取引の追証なしゼロカットシステムの素晴らしさを、海外FX歴10年の管理人が語る
まず初めに申しておくと、管理人は海外FX取引で1円たりとも借金を背負ったことがありません。
2018年で海外FX歴12年、
- スイスフランショック
- ギリシャのデフォルト
- イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票
など数多の相場急変を経験しましたが、誇張なしで無傷です。(もちろん取引で負けたことはありますが…)
その理由が当ページで紹介する追証なしのゼロカットシステム。
海外FXで取引すれば、国内FXでは不可能な「マイナス残高を補填してもらえる」という前提のもとで取引できます。
当ページでは
- 追証ありの国内業者で取引することのリスク
- 海外FX業者が採用する追証なしゼロカットシステムの仕組み
この2点を中心にお話を進めていきます。
※「追証なし採用の海外FX業者でどこがオススメなの?」という人は下記のページを参考にしてください。
目次
国内FX取引では追証(マイナス残高)が発生!未払いの追証は借金扱い
「国内FXでもロスカット(※)があるから大丈夫じゃないか」
まずはこの誤解から解いていきたいと思います。
結論から申しますと、
「ロスカット制度だけではFX取引のリスク管理は不十分。低レバレッジ取引でも油断してはいけない」
というのがこの頁で管理人が伝えたいことです。
※ロスカットとは「含み損が増えて一定の水準を超えたらポジションを強制決済してくれる」制度のことです。
国内外問わずに、FX通貨ペア取扱業者は、トレーダーの残高保護のためにロスカット制度を採用しています。
FX取引のロスカット制度は脆弱
ロスカットが正常に作動するのは「業者の機能が生きている間だけ」です。
- 週末の取引停止状態の決済不可な時間帯
- 急激な為替相場の変動で業者の決済機能が麻痺してしまった時
この2パターンにおいてロスカット制度はただの”お飾り”になってしまいます。
結果含み損が口座残高を上回ることになるので、マイナス残高が発生。
トレーダーのもとに「マイナス残高を解消するために入金してください」という旨の追証請求がくることになります。
週末の取引停止状態ではロスカットが作動しない
前提として週末はFX取引できません。
業者の決済機能自体が停まってしまっている状態なので、どれだけ含み損が増えてもポジションは放置されたまま。
「ポジションを持ち越さない」ということで対応はできますが、国内業者では「月曜日に取引しようと思ったら残高がマイナスだった…」ということが起こり得ます。
急激に為替相場が変動した時はロスカットが作動しない
冒頭でも申しましたが直近5年間でいうと、
- スイスフランショック
- ギリシャのデフォルト
- イギリス国民投票(EU離脱)
がこのパターンに当てはまります。。
数分間の間に数千pips(日本円にして数十円)相場が変動すると、FX業者の決済機能が追いつかないのでロスカットも無意味です。
また同時に「決済したい!」「エントリーしたい!」というトレーダーの注文も殺到するので、業者の取引サーバーが固まってしまいます。
結果トレーダーができるのは「決済されずに含み損が増えていく自分の口座を傍観すること」だけ。
ほとぼりが冷めた頃に決済機能が復活して、大損失が確定する運びになります。
【イギリス国民投票で振り返る「追証アリ」のヤバさ】
以下イギリス国民投票の開票が終わり「イギリスのEU離脱」がほぼ確定したときのポンド円チャートです。
上記は1時間足のチャートになりますが、
- 1分間で最大400pips
- 1時間で最大2700pips
の相場変動が起きました。
たとえばポンド円10万通貨でエントリーしていた場合、
- 1分間で40万円の含み損
- 1時間で270万円の含み損
が発生していたことになります。
口座残高に関わらず、ロスカットが作動しない環境の中では多くのトレーダーの口座残高はマイナスになったことでしょう。
ツイッターでも当時は阿鼻叫喚。
一瞬で6億円もの損失を追ったトレーダーもいたみたいです。
30歳で1億円、35歳で3億円
6月24日一瞬にして -6億600万
だからFXなんてやるなと言ってるのに・・・https://t.co/69z98yTNDn— 名もなき投資家(一般市民・立憲主義) (@value_investors) 2016年6月29日
仮に「追証アリ」の業者で取引していたとすると。ゾッとしますね。。
マイナス残高の発生にレバレッジサイズは関係ない
マイナス残高は利用するレバレッジの高さに関わらず発生します。
以下「金融先物取引業協会」という一般社団法人が調査したデータ。
平成29年2月からの1年間で合計2,500万円の追証が発生しています。
(画像引用元:一般社団法人「金融先物取引業協会」HP)
- 調査対象は国内の証券業者
- 法人口座(最大レバレッジ200倍)よりも個人口座(最大レバレッジ25倍)の方が多い
この2点を踏まえると「低レバレッジの取引なら、追証は心配しなくても大丈夫なわけではない」ことがわかります。
※マイナス残高発生時の追証は借金扱い
追証が発生した時点で「FX業者対して負債を背負っている」状態になります。
分割払いが認められる例も稀で、多くの場合は期日までの一括返済。
家具や財産を売ったり、他から借金をしてでも払わないといけません。
無視し続けてもFX業者から督促状が届いたり、裁判を起こされたりすることになるだけなので無意味です。
海外FX業者はほとんどが”追証なしのゼロカットシステム”を採用している
国内FXとは裏腹に海外FX業者のほとんどが追証なしのゼロカットシステムに対応しています。
※当サイトで紹介している海外FX業者は全て追証なしです。
業者名 | 追証 |
---|---|
XM | なし |
TitanFX | なし |
Axiory | なし |
Tradeview | なし |
LAND-FX | なし |
HotForex | なし |
IFCMarkets | なし |
BIGBOSS | なし |
MiltonMarkets | なし |
追証なしゼロカットシステムの仕組み
海外FXの追証なしゼロカットシステムとは、口座のマイナス残高を0に戻してくれる制度のこと。
ゼロカット採用の海外FX業者の下では口座残高がマイナス10万円になっても1000万円になっても、追証を支払う必要がありません。
口座残高のマイナス分は海外FX業者が補填して「0」に戻してくれます。
追証なしゼロカットシステムの執行手順・タイミング
口座のマイナス残高帳消しの流れは以下の通りです。
- 含み益で相殺
- ボーナス分で相殺
- 次回入金時に1,2で残った分の損失を0にしてくれる
どの海外FX業者も追加入金が引き金になってゼロカット執行になる場合がほとんど(※)です。
※”ほとんど”と記した理由→追加入金しなくて、業者が不定期に手動で残高リセットしてくれる場合もある。
少し複雑なので「XM」という海外FX業者を例にとって、入金(ゼロカットシステム執行)までの流れを3つの例で解説していきます。
いずれもゼロカット執行前の口座残高はマイナス50万、追加入金額50万円とします。
【ケース①ボーナス残高なし、保有中のポジションなしの場合】
- 損失確定後の口座残高:-50万円
- 保有中のポジション:±0万円
- ボーナスクレジット:±0万円
- 相殺処理後の口座残高:-50万円
- 入金反映後の口座残高:50万円(-50万円が補填された状態)
【ケース②ボーナス残高なし、保有中のポジションで20万円の含み益がある場合】
- 損失確定後の口座残高:-50万円
- 保有中のポジション:+20万円
- ボーナスクレジット:±0万円
- 相殺処理後の口座残高:-30万円
- 入金反映後の口座残高:50万円(-30万円が補填された状態)
※保有中のポジションの含み益は0になる。
【ケース③10万円ボーナス残高あり、保有中のポジションで20万円の含み益がある場合】
- 損失確定後の口座残高:-50万円
- 保有中のポジション:+20万円
- ボーナスクレジット:+5万円
- 相殺処理後の口座残高:-25万円
- 入金反映後の口座残高:50万円(-25万円が補填された状態)
※保有中のポジションの含み益は0、ボーナスクレジットも0になる。
実際に海外FX業者がトレーダーのマイナス残高を帳消しにした事例2つ
XMがゼロカットを執行した事例
XMはスイスフランショックの際に発生したマイナス残高をゼロリセットしました。
(引用元:XM公式サイト「重要なお知らせ-CHFに関する更新」)
【補足:XMという海外FX業者について】
追証なしの他にもXMには以下の特徴があります。
- 100%入金ボーナスアリ。5万円入金で10万円分取引できる
- 最大レバレッジ888倍で取引できる
- 約定率100%。約定拒否の心配なし
- 日本語サポートが充実。ライブチャットは24時間対応
- クレカや国内銀行振り込みで入金できる
もっと詳しく知りたい人は下記のページもあわせてどうぞ。
→XM(エックスエム)の評判・追証・特徴
口座開設はこちら
→XM口座開設フォーム
(関連:XMの口座開設方法・手順【画像付き】)
Axioryがゼロカットを執行した事例
Axioryはギリシャのデフォルト(財政破綻)の発生したマイナス残高をゼロリセットの実績があります。
(引用元:Axiory公式サイト「ギリシャ情勢の影響によるゼロカット実施のお知らせ)
【補足:Axioryという海外FX業者について】
追証なしの他にもAxioryには以下の特徴があります。
- トレーダーにとって有利なNDD方式採用
- スプレッドが狭くて取引コストが安い。ドル円平均1.0pipsで取引OK
- 最大レバレッジ400倍で取引できる
- 日本語サポートが充実。ライブチャットは24時間対応
- クレカや国内銀行振り込みで入金できる
もっと詳しく知りたい人は下記のページもあわせてどうぞ。
→Axiory(アキシオリー)の評判・追証・特徴
口座開設はこちら
→Axiroyの口座開設フォーム
(関連:Axioryの口座開設方法【画像付き】)
【参考:逆に追証なしの約束を破った事例】
FXDDは「追証なし」の約束を反故にしたことで有名な海外FX業者。
「ゼロカットがあるから安心してね」と宣っておきながら、実際にマイナス残高が発生した際には「さすがに補填額が大きすぎるから、ちゃんと追証払ってね」と公式で発表しました。
追証なしの海外FX業者を選ぶ際は「過去にしっかり対応してくれたか」を含めて、信頼できるところを選びましょう。
海外FX業者が追証なしのゼロカットシステムを採用している理由
あくまで管理人の推測の域を出ませんが、トレーダーに「入金額以上絶対に負けない」という安心感を与えることでアクティブなハイレバ取引を促すためだと考えられます。
というのも海外FX業者の利益源はトレーダーが支払ったスプレッドがほとんど。
トレーダーが取引すればするほどスプレッド収入で業者が潤う、というのがビジネスモデルです。
※DD方式の国内FX業者のような”呑み行為”はやってないので、トレーダーの負け分を業者の懐に入れることはできません。
(参考:海外FXのNDD方式とは?DD方式の違いも解説)
ハイレバのテコを活かしてエントリーすればするほど、損失リスクが大きくなるのは当たり前。
「自分が払える金額を超えるほど負けてしまうかも…」ということでトレーダーが億劫になるのを避けるために、海外FX業者のほとんどがゼロカットシステムを採用しています。
【参考:ハイレバレッジであるほどマイナス残高が発生しやすい】
ドル円100円で20万円入金して取引した場合
- 国内FX(最大レバレッジ25倍)
→4万通貨のロングポジションでエントリー - 海外FX(最大レバレッジ500倍)
→50万通貨のロングポジションでエントリー
ドル円が1円下落(100銭)の逆行してロスカットが作動しなかったとすると…
- 国内FX
→4万通貨×100銭で4万円のマイナス
→口座残高は16万円 - 海外FX
→50万通貨×100銭で50万円のマイナス
→口座残高は-30万円
このマイナス残高に対する心理的ハードルを下げてドンドン取引してもらうために、追証なしゼロカットを採用していると言える。
FX取引の追証なしに関するQ&A
Q1.なぜ国内業者は追証なしのゼロカットシステムを採用しないんですか?
A.証券取引法という法律で「損失補填」が禁じられてるからです。
以下証券取引法から抜粋したものになります。
- 事前の損失補填又は利益追加の約束・申し込み
- 事後の損失補填又は利益追加の約束・申し込み
- 事後の損失補填行為又は利益追加行為
(参考:証券取引法42条の2)
この法律が改正されない以上、国内FXでゼロカットシステムが採用されることはないと考えてください。
【余談】「GMOコイン」の追証なしについて
ご存知の方もいらっしゃると思うが「GMOコイン」という国内の仮想通貨取扱い業者は一時期ゼロカットシステムを採用していた。(現在は撤廃されている)
現状では日本国内では仮想通貨取引についてまだ金融庁も規制しきれていないので、仮想通貨取引なら業者次第で追証なしは可能な状態である。
FX取引において国内FXで追証なしで取引できないという事実は変わらない。
Q2.追証なしゼロカットシステムにデメリットはありますか?
A.断言できますが、追証なしゼロカットシステム自体にデメリットは1つもありません。
強いて言うなら、人によって「海外FX業者を利用することにデメリットはあるかなー」くらい。
下記ページを参考に、メリット・デメリットをしっかり加味して海外FXで取引するかどうか決めるようにしましょう。
(関連①:海外FXのメリットを嘘偽り・誇張なくまとめてみました)
(関連②:FX海外口座7つのデメリットとリスク。海外FX歴10年の管理人が正直に解説)
Q3,追証なしのゼロカットシステムを活かしたトレード手法を知りたいです!
A.ゼロカットがあるからこそできるトレード手法として「窓開け狙いの両建てトレード」があります。
海外FX初心者でも元手20万円で取引1回で5万円~10万円の利益を狙える手法です。
詳しいトレード手法については、下記ページを参考にしてみてください。
(関連①:海外FXの追証なしハイレバで窓開けを狙って稼ぐ方法)
(関連②:海外FXで大きく稼ぐなら窓開けトレード!一角千金を狙う方法を徹底解説。)
FX取引するなら追証なしゼロカットシステムがある海外FXがおすすめ
FX取引含めて「元手よりも損失を追う可能性がある証拠金取引」では、ゼロカットシステムがあるに越したことはありません。
どんな状況でも絶対に入金額以上負けることがないので、リスクを限定しつつ取引できます。
現状で借金のリスク0で取引できるのは海外FXだけ。
管理人もスイスフランショックで300万円負けた時は、ゼロカットシステムに救ってもらいました。(「国内FXで取引してた人、お気の毒に…」という感じでした。)
今のうちから海外FXメインで取引しておけば、今後「追証地獄にハマった人の投稿や阿鼻叫喚のSNSや2ch」を高みから見物できます。
※「追証なし採用のオススメ海外FX業者が知りたい!」という人は下記のページを参考にしてください。
口座名 | 最大レバレッジ | 日本語サポート | ドル/円スプレッド | 最小取引単価 |
---|---|---|---|---|
888倍 | ◎ | 1.0pips~ | 100通貨 |
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追証なしのゼロカットシステムを採用! 管理人が5年前からメインの海外FX口座として利用しているブローカー。 指標取引など値動きが大きい時間帯にも強いのが特徴! CFD、原油、金、株価指数など合計100銘柄以上の豊富な取引商品を取り揃える。新規口座開設で全てのユーザーに30$の入金ボーナス 2019年7月限定!期間中のすべてのユーザーの入金額の100%をボーナス入金 +以降追加入金毎に+20%をボーナス入金→2019年8月限定!100%入金ボーナスの詳細はこちら